ロンドンでの花修行2014 

リッチモンドの丘で
リッチモンドの丘で

2014年春に4度目の渡英

今回は念願だったロンドンでのZitaのレッスンをうけることだった。

ロンドンでの滞在はZitaのフラットに滞在させてもらって10日間。

レッスンは実質2日間だが毎日Zitaのお店をのぞいて刺激を受ける日々だった。

帰ってからもうすぐ7か月になろうとしている。

このままだとロンドンで過ごしたの日々の記憶が徐々に薄れていきそうで記録に残しておかないとと思いエイッとやる気を起こすことになった。

しかし一気には書けそうもないので少しずつ1日ごとに記録を見ながらロンドンでの日々をつづっていきたいと思います。

 

 キューガーデン近くのZitaのフラットから
 キューガーデン近くのZitaのフラットから

3月7日

いつも海外へは個人旅行がほとんど。実は中学校の英語教師だったのだが毎回行くたびに自分の貧相な会話力に直面させられる。

しかし今回も当って砕けろ式でとにかくこの日を迎えることができた。

大阪伊丹を朝7時55分の成田行きに乗って出発。そのためにはリムジンバスに5時台に乗ることになった。まだ3月の始め、朝も明けきらない暗いうちに大きいスーツケースを引きずって夫に駅まで送ってもらった。

成田は11時35分発のANAに搭乗。ヒースロー空港は7日の15時15分着。

所要時間は約12時間。気持ちはロンドンへと飛んでいた。

3月7日

ヒースロー空港に着いたのが夕方。

オイスターカードを前もって購入していたので鉄道はチャージすればこのICカードですぐに改札を通れる。

この時間なら十分Zitaのお店が開いている時間に十分間に合うと思っていたのにイギリスの鉄道のイレギュラーな点検で途中電車が不通というわけのわからない事態に出くわした。

途中の駅で降りてバスに乗り換えたがKew Garden行きのバス停が見つからず1時間以上大きなスーツケースを持って道行く人に聞きまくった。人それぞれにバス停の場所が違う。丁寧に教えてくれる人もいたがそれが間違っていたりでようやくバス停を見つけバスに乗り込んだ。バスではKew Gardenの年間パスを持ったおじいさんが話しかけてきてくれ同じバス停で降りることが分かった。親切なおじいさんはバスを降りて今度は道行く人にお店の場所を聞きその女性に私と大きなスーツケースを託した。とにかく私はひどい方向音痴で暗くなりかけていたのもあったので親切なジェントルマンに助けられたのは幸運だった。

空港を4時には出たのにZitaのお店には6時45分にようやく到着。

お店にはスタッフが私以外の旅行者たちと待っていてくれてフラットに案内してくれた。

お店から数軒手前の建物だった。

部屋は3階のシングル。

もともとインテリアデザイナーだったZitaはシンプルでアンティークな家具を使っている。真っ白で清潔感のあるこの部屋で約1週間過ごすことになった。

その夜は近くのお店でチップ&フィシュをテイクアウトして夕食にした。

今回もかける費用は必要最低限の物だけで食事は日本から持参したものをキッチンで料理することができる。

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